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水溶性ベータグルカン

水溶性ベータグルカンとは、正式な物質名称ではなく単なる宣伝文句です。水溶性ベータグルカンは、「ベータグルカンを少量溶かした水」しかないのです。

ベータグルカンは、高分子化学の分野の論文、研究書だけでなく、大学生の教科書レベルにさえも「難水溶性」であると明記されています。分子レベルの物質の特性なので、原料素材によって性質が変わることはないのです。

もしもベータグルカンに水溶性の性質を与えるならば、酵素処理等によって化学的な変化を加えることが必要です。
しかし、水溶性を付加されたベータグルカンは、分子構成と結合が変化しているために、もはや「ベータグルカン」とは違う多糖類物質へ変化してしまっています。

しかし、そもそものベータグルカンの水溶性は、「少し水に溶けにくい」程度の水溶性であるため、具体的には少しの攪拌で溶解してしまいます。このことは、ベータグルカン純度の高いパン酵母由来のベータグルカンを水に溶かすことで確かめられます。
水を入れたコップにパン酵母ベータグルカンを浮かべると、水面に少しの溶け残りが浮かぶ以外は、沈み溶けます。さらに水面と底に残ったベータグルカンもスプーンで少し掻き混ぜる程度で、数秒で溶けきってしまうのです。

この水にベータグルカンを溶かしたモノが、「水溶性ベータグルカン」として高額販売されている商品と同等物です。
中身は悪いものではありませんが、何分ベータグルカンの量が少ないので摂取効率が悪いのは否めません。ましてや、価格が異様に高価であるため、「水溶性ベータグルカン」から十分な量のβグルカンを摂取するのは難しいでしょう

上記のような検証結果から、「水溶性ベータグルカン」が一部の悪質な もしくは 不勉強な健康食品販売店が考案した黒酵母エキスなどの粗悪なベータグルカン健康食品のための宣伝言葉であることが解ります。

ベータグルカンを効率よく摂取するためには、高純度のパン酵母由来のベータグルカンが最適と言えます。

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