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ベータグルカンの歴史 (4)

ベータグルカンが高純度化されたのは1990年代のパン酵母ベータグルカンの精製技術の進歩の成果です。

この1990年代を境に欧米では、ベータグルカン健康食品の主流はパン酵母由来のベータグルカンへと置き換わりました。それまでの主流であったキノコ原料に由来する健康食品・サプリメントの機能性成分がベータグルカンであると特定されたことも大きな影響があったことでしょう。

同じベータグルカン量で比べると価格が非常に安く、また高純度化の副産物として不純物の低下と安全性を兼ね備えたパン酵母ベータグルカンは、合理的な思考をする欧米人にとって理想的なベータグルカン健康食品だったのです。

このように欧米ではパン酵母ベータグルカンが大ブームとなり始めたため、日本でもいくつかのパン酵母ベータグルカン健康食品が販売を開始されました。

しかし、日本の健康食品市場におけるパン酵母ベータグルカンは、業者の思惑から超高級なサプリメントと位置づけられたために、
1本あたりの販売価格が5,6万円を超える高額品として、限られた富裕層にしか利用できないサプリメントだったのです。

奇しくも1990年代の日本はアガリクスブームの真っ只中で、大袈裟な効果や虚偽の感想による誇大広告がまかり通る異様なマーケットでした。ここでは、あまりにも正当なパン酵母ベータグルカンの宣伝や紹介記事は、注目を集めるのは難しかったのです。

そしてその傾向はまだまだ続いており、いまだに次々と新発売される"奇跡の"キノコ健康食品の大袈裟な宣伝広告に埋もれて、高純度のパン酵母のベータグルカンを知る人少ないようです。

パン酵母ベータグルカンを手にできる人は、資金的に余裕のある人か、もしくは余程に健康食品やサプリメントを研究した人に限定されていると言えるでしょう。

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